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 80↑paradise Home>−特別記事−>NO.15 PV

●ラインシステム強度試験(第4回)
TITANIUM BRAID RFLTI 180B 1.0号(23lb) −未使用部分のライン強度−
−2009年1月実施−
条件1.使用したラインは、2008年シーズン途中で新品に交換し、シーバスシーズン終了まで使用した「TITANIUM BRAID RFLTI 180B 23lb」のPEライン。実験にはリールの下巻き近くの極力新鮮な部分を使用した。

実験方法●ラインシステム強度試験(第1回)−使い古したPEラインそのものの強度−と同様であるが、

2時間以上常温水に浸すことをせず、試験直前に浸した。



未使用部分の試験結果

 TITANIUM BRAID RFLTI 180B 1.0号(23lb)
PE公表強度
(kg)
メインライン強度実測値(kg)
値1 値2 値3 平均
10.42 9.25 8.90 9.20 9.12 87.5
1ポンド=0.453kgとして計算








 考察 −TITANIUM BRAID RFLTI180B 1.0号(23lb)の今まで4回のテスト結果から−

サンプル数がまともなSFノットのみ考えてみた

−チタニウムブレイド 1.0号(23lb)−


実釣後の強度は、システムを組む毎に先端部3m程度を切り捨てているので、
実際は、
10回程度の釣行に使用した部分であるだろうと推定される。

1システム&1釣行の実釣時間は、平均4時間程度だと推定されるので、
10回目の釣行後となれば、およそ
40時間使用したラインの強度ということになる。




−メインラインの実釣前後強度−


実測値平均(kg) 強度(%)
実釣前(未使用) 実釣後(計算上40h後)
9.12 7.90 86.6%



−SFノットの結束強度−

実測値平均(kg) 強度(%)
未使用PEのみ強度(実測) システムを組むだけで
9.12 8.33 91.3%




−SFノット・ラインシステムの実釣前後強度−

実測値平均(kg) 強度(%)
未使用システム 使用後システム(40h後)
8.33 7.77 93.3



−総合結果−

実測値 X kg(%)
 未使用ラインのみ   システムを組むだけで   40h実釣後(ラインのみ)   40h実釣後(システム全体) 
9.12(100%) 8.33(91.3%) 7.90(86.6%) 7.77(85.2%)
強度低下(%) 8.7 13.4 14.8



−上記からメインラインの切り捨て最適長さの考察−
条件1.ラインシステム強度初期値は、91.3%である。
条件2
.ラインシステム強度下限値は、85%とする。
条件3.実釣時は平均30mが使用範囲である。


1釣行(4h)当たりの強度低下=(91.3-85.2)/10回=
0.61%/回の低下


85%まで強度低下するには=(91.3-85.0)%/0.61%=10.328≒
10


10回で30m切り捨てなければならないので、

30m/10回=
3mとなる。



※使用するラインやノットの種類、条件の設定により、
数値は変化するので注意が必要。





NO.14.●・・・(第3回)−結束直後−NO.15.●・・・(第4回)−未使用部分−NO.16.●・・・(第5回)−新品ライン−


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